透析導入まで

2016年の6月上旬、急激に息切れが激しくなり、

数十メートル歩いたら休憩を挟まなきゃならないぐらいの状態に。

6月中旬になっても全く良くならないので、

これは心臓に何か問題があるのでは?と思い、職場近くの循環器内科クリニックに。

 

父親が多発性嚢胞腎だったので、それに罹患しているとは思っていて、

いずれ悪化する可能性は頭の片隅にはあったが、

父親が透析導入となったのは60代になってからだったのと、

自分の症状は血圧が高めなだけでそれまで特に症状が無かったので、

腎臓がそこまで悪くなっているとは露も思わなかった。

なので循環器内科に行った次第。

 

クリニックでは心電図検査等をして、特に問題なし。

血液検査の結果は翌日ということで終了。

すると翌日、医者から電話が。至急来てくれと。

焦って飛んで行くと、腎臓に問題があると思われるので

近くの大病院を紹介するとのこと(その病院が多発性嚢胞腎で有名な病院だったのは不幸中の幸いか)

 

結果、即入院となり、多発性嚢胞腎と診断され、シャント作成を行い、一旦退院。

7月は約10日に一回腎性貧血を和らげるために輸血を行い、

シャントが育ってきたので、8月中旬に再度入院し、

透析導入と急ピッチで透析人生がスタートとなった。

42歳での透析開始。働き盛りにはあまりにも酷である。